2007年08月17日

(1)キチン・キトサンの登場

キチンは1810年代にフランスの科学者によりキノコから抽出、またキノコの外皮物質であることからギリシア語の封筒を意味する、”キチン”と命名されたのが始まりです。
キチンはその他、エビ、イカ、イナゴ、シイタケ、マツタケなどから取り出されていますが、現在では含有量の多いカニ殻から取り出されています。
その他酵素抽出法がありますが、効能は同じようです。
キチン質は生物が生きていく上で大切なものですが、人間はキチン質をもっていません。ですからキチン質をもった生物を食べて、体内でキチン質を分解する酵素(唾液中にあるリゾチームなど)でそれを吸収しているのです。
植物も同じように昆虫や土壌からキチン質を吸収していて、すべて生きているものはキチン質のおかげで生命を保っています。
カニ殻を苛性ソーダや塩酸などで化学処理して精製していくとキチン質になり(量は20分の一になります)、さらに化学熱処理すると脱アセチル化が進んでキトサンに精製されます。
この化学抽出法ですと100%のキトサンだけを造ることはできず、一般にキチン15%、キトサン85%のものを「純粋なキチン・キトサン」と呼んでいます。
分子量は40~50万から数百万という高分子なものから、2千~3千位の低分子のものまであり、医療・工業・食品などに広く応用されています。軟らかいものを固まらせる性質や、量を増やす性質を利用して食品添加物に使われています。さらに医療方面では健康増進や病気の治療、改善を図る栄養素として、また人工皮膚、縫合糸などもつくられており、血管、人口臓器などにも応用されつつあります。このようにキチン・キトサンは今世紀最大のバイオマス(巨大生物資源)として、全世界から注目を集め、さらに大きな夢を私たちに与えております。
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Posted by lucyusan  at 18:52 │Comments(0)

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lucyusan
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現在はレストランオーナーシェフしてます
前職は動物医療関係の仕事をしてました
キトサンをはじめたきっかけはそこにありました
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